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在宅ワークで使われる機器類

どのOS搭載機種が良いか?

ウインドウズ(Windows)とマッキントッシュ(Macintosh)が現在は主力ですが、基本的にはどちらのほうがいいとは言えません。
現在のところビジネス系(ワープロ、表計算、データベースなど)はウインドウズ、クリエーター系(デザイン、作曲、映像制作など)はマッキントッシュ、というように職種によって、使用機種のすみ分けができています。仕事の内容によっては特定の機種のみに限定される場合があります。
例えば「アクセス(ウィンドウズのデータベースソフト)での名簿入力」や「クォークエクスプレス(マッキントッシュのレイアウトソフト)でのレイアウト」というような場合です。
その機種でしか動作しないソフトを指定された場合は、当然、それが動作するOSを備えたハードが必要となります。


CPUは?

CPU(シーピーユー)とは、パソコンの頭脳にあたる部分です。
CPUによってOSやソフトウエア、データなどをハードディスクから読みこんでパソコンを動かしています。このCPUが高性能なほど処理速度が速くなります。
パソコンのカタログをよく見ると、「インテルペンティアム400MHz」「セルロン300MHz」などの表記があります。このMHz(メガヘルツ)で表されている数字の部分は、クロック周波数と言い、この数値が大きいほど処理速度が速くなります。


メモリとHDD

続けて確認したいのは、メモリとHDD(ハードディスクドライブ)の容量です。
メモリとは、CPUの記憶力にあたり、CPUがハードディスクから読みこんだ内容を一時的に蓄積しておくものです。
例えばワープロソフトを立ち上げたときにCPUはハードディスクからワープロソフトを読み込み、読み込んだソフトをメモリに貯め込みます。そしてこのメモリに蓄積されたソフトを使って私たちは作業をするのです。
 ハードディスクとは、データを保存するもので、OSやソフトをあらかじめインストールしておくために使われます。
どの機種にも必ずHDDは組み込まれています。これらの数字が大きいほど、スムーズにパソコンを動かすことができます。
ビジネス系では最低でもメモリ128MB(メガバイト)、HDD・6GB(ギガバイト)以上を、容量の大きい画像などを取り扱うデザイン系では、メモリ256MB、HDD・10GB以上が望ましいと言えます。


CD-ROMドライブ

最近のパソコンには必ずと言っていいほど、CD-ROMドライブが搭載されています。
CD-ROMとは、書き込みができない読み出し専用のCDのことです。容量は最大約650MBで、これも「10倍速」「4倍速」という表記があり、この数字が大きいほどデータ転送速度が速くなります。


ディスプレイのサイズ

ディスプレイとは、パソコンにつないで文字や画像を表示するモニタのことです。
テレビと同じブラウン管を使ったものを「CRTディスプレイ」、液晶を使ったものを「液晶ディスプレイ」と言います。
ディスプレイの大きさは、対角線の長さを「インチ」で表します。15〜17インチが標準的な大きさですが、DTPやCAD、イラスト作成などの複雑な作業をする場合は、大き目の19〜21インチのディスプレイが望ましいでしょう。


プリンタ

プリンタには、インクジェットプリンタ、レーザープリンタ、熱転写プリンタなどの種類があります。
それぞれ特徴が異なりますので、価格、速度、用途にあわせて選ぶとよいでしょう。各種類の特徴は以下のとおりです。

<インクジェットプリンタ>
  • 液体インクを飛ばして紙に吹き付け印刷。
  • 比較的低価格。
  • 比較的音が静か。
  • 手軽にカラー印刷ができるので、家庭用に普及。
  • 印刷速度がやや遅いため、大量の印刷には不向。

<レーザープリンタ>
  • 比較的高価格。本格的にDTPなどで使う場合の「ポストスクリプトフォント対応」プリンタだと特に高価。
  • 消費電力が大きい。
  • 印刷速度が速いため、大量の印刷向。

<熱転写プリンタ>

 フイルムに塗布したインクを熱に溶かして印刷をする方式で2種類がある。


  ○マイクロドライ型
  • カセットタイプのインクリボンで印刷。紙が色ごとにプリンタの中を往復。
  • 水に強い。
  • 比較的低価格。
  • Tシャツやマグカップなどのシール印刷が手軽。
  ○昇華型
  • 写真のようにきれいなカラー印刷。
  • デジタルカメラから直接印刷できるタイプのものが多い。
  • A4サイズの印刷だと比較的高価格なため、ハガキサイズ印刷が家庭用として普及。
  • ハガキサイズだと比較的低価格。

フロッピーディスクの種類

メール納品以外にデータのやり取りが多いのはFD(フロッピーディスク)でしょう。
FDには「2HD」と「2DD」の2種類があり、すべてのパソコンですべてのFDが読めるわけではありません。ですから、「FD納品」の時は、注意が必要です。
各機種対応状況は以下のとおりです。
<Windows>
2DD 2HD
1.44MB 1. 25MB
640KB形式の場合もあり、要注意 古い機種では読めないこともある 古い機種の主流

<Macintosh>
2DD 2HD
1.44MB 1. 25MB
×
DOS720KB, MAC800KBの2種類 MAC用で初期化すると他機種では読めない MACでは使えない


データのバックアップのために外部記憶装置を

在宅ワーカーにとって、成果物のデータは命です。
外部記憶装置でバックアップを取っておけば、たとえパソコン本体にトラブルが起こっても、別のパソコンからデータを取り出すことができます。
この代表的なものが、MO (エムオー)ドライブとZIP(ジップ)ドライブで、MOドライブで使える光磁気ディスクをMO、ZIPドライブで使える光磁気ディスクをZIPと言います。
 現在のところ、マッキントッシュの上位機種には標準でZIPドライブが搭載されていますが、一般的にはMOドライブ搭載機種のほうが多く、データのやりとりには主にMOのほうが多く使われています。
 MOは、FD(フロッピーディスク)と同様に、何度でも書きこみと消去ができますが、FDよりも大容量のデータを保存することができます。128MB、230MB、540MB、640 MB、1.3GBという5種類の容量のディスクがあります。


通信環境を整える

在宅ワークの基本は、パソコン本体と通信技術を整えることです。
FDやMOによる成果物の納品とともに、主流なのはメール納品です。
通信を行うためには、普通、電話回線を使いますが、最近では電話回線を使わない、CATV(ケーブルテレビ)を利用した常時接続のケーブル回線もあります。
電話回線の接続代と比較すると廉価ですが、地域によってはケーブルを引くことができない場所があったり、モバイルはできないという点に注意しましょう。
 モデムとは、パソコンのデジタル信号を通常の電話回線で使用されるアナログ信号に変換させる装置です。また、アナログ回線ではなく、ISDN回線(総合デジタル通信網)を使用する時には、モデムではなくTA(ターミナルアダプタ)が必要になります。
 ある程度の予算が確保できるのならば、アナログ回線をISDN回線に切り換えましょう。こうすればダイヤルインで簡単に電話番号を増やすことができます。電話番号も現在使用中のものが引き継がれます。最近のTA(ターミナルアダプタ)はアナログポートを3個装備しているものが多く、これなら家庭用、仕事用、ファックス用 の3つを独立させることができます。


ファックスは必要?

ファックスは必要とは断言できませんが、たとえば紙の生原稿が多いデータ入力の場合などは必需品と言えるでしょう。仕事の発注は必ずしもEメールを通してだけではないからです。

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